みなさんこんにちは、タクミです。
11月に入り、東京も明け方や夕方以降は冷え込む日が多くなりました。
我が家では爬虫類(レオパ2,ヤモリ1)を飼育中ですが、
いよいよ本格的な冬仕度を始めていきたいと思います。
この記事は爬虫類の保温によく使われる爬虫類用の暖房器具“暖突”に関する記事になります。
みなさま、ぜひ最後までご一読ください。
暖突について解説
暖突とは?
ケージの上部に取り付けて使用する遠赤外線ヒーターです。
ケージ上部に取り付けて使用するため、下方に熱が放射されケージ全体を温めます。
“暖突”は特殊断熱材と技術的工夫で輻射効果を増大させ、熱量の約90%以上を下方へ放射させます。
暖突の種類(サイズ)
Sサイズ
Mサイズ
Lサイズ
多彩なサイズバリエーションにより自分の飼っている生体やケージサイズに合わせた適切なサイズをチョイスすることが可能になります。
因みに我が家ではSサイズを3つ購入しました。
暖突の圧倒的メリット
①保温球の3分の1の消費電力で同等性能が得られる
電気を熱に変える電化製品、いわゆる熱エネルギーを要する電化製品は電気を多く消耗します=電気代が上がります。
ドライヤーやハロゲンヒーターなどを長時間使用すると家計に大打撃を与えます
消費電力を大きく削減できる=電気代が安くなる
これだけで導入の決め手になり得る大きなメリットです。
因みに暖突の外箱裏面にコスト計算例の記載がありましたので参考までに載せておきます。
保温球40W/24H使用/30日=547円
暖突Sサイズ/24H使用/30日=177円
差額370円
②交換が不要(昼夜兼用)
保温球での保温の場合、あくまで電球なので消耗品です。
消耗すれば交換が必要となり、その度に手間とコストを掛ける必要があります。
また保温球の場合は、
夜間に日中用の保温球をつけていたら明るすぎるので夜用の保温球が必要になります。
しかし暖突は昼夜兼用で消耗品ではありませんので交換が一切必要ありません。
③生体への危険性が少ない
保温球はガラスになるため、下手をすると割れます。
電球表面はとても熱いです。誤って生体が触れてしまっては火傷をしてしまいます。
暖突は表面が特殊な不織布で覆われていますので極短時間触れたぐらいでは、
『暖かいな〜』くらいなので火傷や怪我の心配がありません。
強いて言います。暖突のデメリット
①初期導入コストがかかる
暖突のSサイズでも5000円程度かかります。
しかし、前述した通り電気代の差額や電球の交換などを考えるとあっという間に初期導入コストは回収できるはずです。
また暖突は中古でも大きな値崩れはない+中古も人気で大体完売しているのでメルカリなどのフリマアプリで簡単に売ることができます。
万が一使用しなくなった場合には売ってしまいましょう。
②あなたのケージには取り付けられないかも…?
暖突は安全性や効果を発揮する為に、
基本的に金属製メッシュ天井に付属のビスで留めるような仕様です。
したがって、プラケースやアクリルケースなどの天板、ガラスケージのガラス天板などへの取り付けは推奨されていません。
僕のケージは
ジェックス レプテリア クリア300キューブ
僕のケージの天板はガラスとステンレス有孔の2種類の天板が使用されています。
暖突を購入しそのまま取り付けてみようとしましたがデフォルトでは取り付けることができませんでした。
僕はDIYでオリジナルの天板を作成する前提で購入したので問題ありませんでしたが、
ご購入の際は自身のケージに取り付けることができるか事前に確認した方がいいでしょう。
僕が暖突を取り付けるために作ったオリジナル天板の作り方は後日記事にしたいと考えています。
僕と同じケージを使用している方や、ケージにデフォルトで暖突を取り付けることができなかった方もぜひ諦めず暖突を設置してみてください。
少し手間ではありますが、暖突にはそれくらいの価値があります!
実際、保温できたのか?
僕が飼育しているレオパのケージは30cmキューブのガラスケージです。
暖突を使用する前は25~27度くらいの室内温度でしたが、
暖突を使用してからは30度程度を維持しています。
因みに底面にはこのパネルヒーターを設置しています。
我が家は幸せなことに日当たりがいいので日中はまだまだ室内はとても暖かいですが、
夜や明け方は冷え込みます。
暖突を取り付けてからはレオパもヤモリも活発になり、
食欲や消化もよくなり良いことだらけです。
ぜひ皆さんもおすすめの暖突で冬対策をしてみてはいかがでしょうか。
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