皆さん、あけましておめでとうございます。
タクミです。
新年になり、益々寒い日が続きますが如何お過ごしでしょうか。
本年も宜しくお願い致します。
早速ですが、我が家では爬虫類(レオパ3,ヤモリ1)を引き続き飼育中です。
以前記事にさせて頂きました、
上記の暖突の記事がたいへん好評で、沢山の方にご覧頂いております。
爬虫類の越冬は一大イベントですので、飼育者の皆様の興味・関心をもの凄く実感した次第です。
上記、記事中でも触りだけ書かせて頂きましたが、
今回は、
にみどり商会 暖突 S サイズを取り付けた時の記事になります。
この記事では、デフォルトでは暖突を取り付けることができないジェックス レプテリア クリア300キューブに僕が超絶簡単で激安な爬虫類ケージDIYで暖突を取り付けた時の方法をご覧頂けます。
既に上記ケージを使用していて困っていた方やこれから購入を検討している方には何かと参考になる記事になると思いますので、ぜひ最後までご一読頂ければ幸いです。
暖突をジェックス レプテリアクリア300キューブに取り付けてみた
1.用意したもの
今回は僕も飼育に使用しているこのケージ(30cm×30cm)に取り付けを行っていきます。
サイズ違いであればさほど取り付け方は変わらないと思うので他のサイズを使用している方もぜひ参考にしてみてください。
今回は使用するケージのサイズとの関係でSサイズをチョイスします。
これよりも大きいサイズの暖突もありますが、ケージのサイズが30cm×30cmですのでS以外のサイズとなるとケージ上蓋の開閉に支障をきたします。
③木の板
ホームセンターなどで200-300円で手に入る激安のラワンベニヤ板を使用します。
これはデフォルトで装着しているガラス天板の代わりに使用します。
画像には2枚写っていますが1枚/1ケージで問題ありません。
僕はケージのサイズを自分で測り、
縦14.5cm/横29cm/厚さ0.3cmのサイズにホームセンターで木材をカットしてもらい用意しました。
縦横の長さは、先ほど申し上げたデフォルトで装着しているガラス天板のサイズを参考にすると良いでしょう。
同じ種類のケージでも数mm単位のサイズ誤差はあると思うのでご自身のケージのサイズはしっかり測りましょう。
天板の厚みはあまり厚くするとケージの仕様上、天板を差すのが難しくなりますので注意が必要です。3mmは問題なく差せます。
④ドライバー
みどり商会 暖突 S サイズに付属のドライバーで問題ありません。
⑤定規とペン
普通の定規とペンを用意します。
2.天板を製作する
では早速、実際に作業に移ります。
まず下の画像のように用意した木の板(ベニヤ板)にみどり商会 暖突 S サイズを乗せます。
その時、できる限り中央に揃えます。
うまく乗せることができたら、暖突の四角をペンでマーキングします。
下の画像のようにできる限り正確にマーキングしました。
上記までが出来たら、暖突本体の裏を見てみましょう。
暖突の裏には4箇所のビス穴が空いています。
このビス穴に付属のビスを挿して固定するわけです。
このビス穴から暖突のそれぞれの辺までの距離を定規で計測し、ベニヤ板にその長さでマーキングしました。
ちょうど下の画像のような仕上がりになりました。
交わっている部分が暖突のビス穴です。
早速、線が交差している部分に穴をあけていきます。
電動のドリルで楽に穴を開けることができました。
電動ドリルをお持ちでない方でもドライバーと付属のビスを用いて穴を開けることができます。
穴はドライバーなどで少し広げておくと後々ビス位置の調整ができて非常に楽です。
ベニヤは柔らかいのでドライバーでグリグリやれば結構広がります。
穴まで開いたら、暖突を試しに板に取り付けてみます。
無事取り付けることができれば良いですが、採寸をミスして穴位置がずれていた場合には穴を再度開ける必要が出てきますので採寸時は注意が必要ですね。
3.天板を取り付けてみる
まず、ジェックス レプテリア クリア300キューブのガラス天板を外します。
ガラス天板は春になり暖かくなれば再度利用するので大切に保管します。
外した部分に“2”で製作した天板を装着します。
装着した後、みどり商会 暖突 S サイズをビス留めし取り付けます。
この順番を間違えると天板を差し込めないので注意が必要です。
①ガラス天板を外す
②木の板を差し込む
③暖突をビス留め
の順番になります。コードは端から外に出しましょう。
4.仕上がりを見る
アルミ天板との相性もバッチリです。
我が家のインテリアにも無事に馴染みました。
コードも問題なく外に出すことができますが、お好みでコードの穴を作っても良いかもしれません。
内側から見るとこんな感じになります。
ケージ内のインテリアの妨げにもなっていません。
美しさを保っています。
むしろステンレスのおかげでモダンになり、よりお洒落に見えます。
レオパの火傷が心配ですが、30cm×30cmのケージなのでレオパが立っても直接触れることはできないようです。
僕のケージには流木が入っていて、ごく稀に高い流木を登って指先や鼻先が触れていることがありましたが、暖突の表面は不織布で覆われていますので問題は無さそうでした。
1-2ヶ月は使用していますがレオパに火傷や火傷の恐れは今のところ無さそうですがあくまで”我が家の飼育環境の場合”です。
記事の最下部に暖突についても簡単にまとめておきましたので気になる方はぜひご覧ください。
まとめと注意事項
今回はジェックス レプテリア クリア300キューブにみどり商会 暖突 S サイズを少しの費用と少しのDIYで取り付けてみました。
如何だったでしょうか。
天板は安全面を考慮すると金属がベスト。
アクリル、ガラスなども予算や希望に応じて候補に上がってくるかと思います。
今回僕は単に安いし加工が楽でとても急いでいたので木の板を天板に使用しましたが、
暖突の説明書にも記載の通りですが、木の板への暖突の装着は推奨されていません。
(発火や事故、故障の恐れがあるため)
僕自身も自己責任で使用していますので、あくまでこの方法はお試しになる方の自己責任でお願い致します。
暖突を取り付ける方はよく暖突の説明書と注意事項を読み、推奨に沿って利用するのが飼育している生体にとっても安全面においてもベストでしょう。
暖突とは?
ケージの上部に取り付けて使用する遠赤外線ヒーターです。
ケージ上部に取り付けて使用するため、下方に熱が放射されケージ全体を温めます。
“暖突”は特殊断熱材と技術的工夫で輻射効果を増大させ、熱量の約90%以上を下方へ放射させます。
暖突の種類(サイズ)
Sサイズ
Mサイズ
Lサイズ
多彩なサイズバリエーションにより自分の飼っている生体やケージサイズに合わせた適切なサイズをチョイスすることが可能になります。
因みに我が家ではSサイズを3つ購入しました。
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